金環食について

今回、日本で25年ぶりに見られる金環食（金環日食とも呼ばれます）は、
観測できること自体が珍しい日食の中でも更に稀な天文現象です！
前回は1987年9月23日 沖縄で起こり、次の機会は18年後。（北海道）
大天体ショーをお見逃しなく！

2012年5月21日の朝、日本の広い地域で金環食（金環日食）を観測することができます。
月の見かけの大きさが太陽よりも小さいため太陽が細いリング状に輝き、
前後数秒間はダイヤモンドリングも確認できます。（きれいに見えるのは直後です。）

画像は金環帯（金環日食帯とも呼ばれます。）の予想図です。
赤い線は中心線で、月の本影の中心が通ります。付近での金環食の継続時間は5分ほどです。
中心線から離れるほど継続時間も短くなります。
青い線は金環食になる南北の限界線です。
※こちらは目安となる予想図です。多少誤差が出る場合がございます。

金環食の起こっている間、目を休めるあいだに木漏れ日なども見てみましょう。
普段とは違う形に見えるはずです。

【注意！】
・太陽の光は非常に強力です！絶対に直接目に入れないで下さい。
・黒い下敷きやアクリル、カラーセロハン等では安全に減光できません。
・安全な方法であっても連続して長い間、太陽を見ないで下さい。
・決して日食グラスを望遠鏡やカメラとを組み合わせて使用しないで下さい。
・一緒にご覧になるお子様には注意を払い太陽光の怖さ、危険性を十分に教えてあげて下さい。

金環食観測・解説グッズ